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夏の読書

お盆休みの間、ほとんどこもっていました。

どこも人出が多いでしょう・・・

そこで読書三昧ということになりました。

たまたま図書館にリクエストしておいた本が、次々に手元に届いたのです。

ラッキーでした

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少し前にこの作家の「みかづき」という本を読みました。

塾をテーマにした、日本の戦後教育の齟齬をテーマにしていると感じました。

それはそれとして、この作家の名前を見たのは、私がまだ同人誌に参加しているころだったと思います。

それから書き続けている意志と努力に敬意を表しました。

短編ですが。それぞれに工夫があり、作品を丁寧に仕上げていると思いました。

一つ一つ書く宝の箱を積んでいるのだと思いました。

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この作家の短編集は初めて読みました。

以前とても長い、登場人物も、場面をたくさんあるものを読んだので、

こんなに読みやすい短編も書くのかと思いました。

ところで「素敵な日本人」というのは、短編のタイトルにはないのです。

この本全部が素敵な日本人ということでしょうか?

タイトルの由来を知りたいと思いました。

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この本が一番面白かった、と見ごたえがあったという感じです。

元素からトースターを作る試みです。

イギリスの若者らしい、日本にもこういう若者は居るかなあ・・・

鉄板は鉄鉱石を掘りに行く。

銅線は、銅を採掘するのは危険が伴うので、銅山の近くのミネラル水を

電気分解で取り出す。

一番手に入れにくかったのがプラスチックというのも皮肉でした。

石油からガスを抽出してプラスチックにするには、原始的な道具だけで作ろうとする作者の意図では

適わなかったのです。

学生時代の理系の授業を思い出してとても楽しかったです。

結局、文明社会がいかに物を安易に作っているか、そのために

地球を傷つけているか気づかされます。

物を持つことが幸せで、そのためにごみが増える。

ちょどテレビで発展途上国のごみ置き場の映像がありました。

文明が発達することが問題を生み出していることにも気づかされました。

素晴らしい若者の著作です。


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